エアコン室外機のクリーニングは必要ない理由【悪徳業者にご用心】

エアコンクリーニングって室外機もしなきゃだめなの？
エアコンクリーニング業者に、任せたほうがいい？
自分で室外機を掃除するだけでも効果ある？

エアコン室外機のクリーニングは頻繁には必要ない理由

エアコン室外機は、文字どおり、室外に置かれていて、雨風にさらされています。

外に置いてある＝汚れているイメージがあるので、
エアコンクリーニングと同時に、セットで業者に掃除をお願いしている人も多いと思います。

そのほかに、必ずしも室外機を掃除しなくてもいい理由は、
室外機が汚れていても、厄介なカビ臭さが部屋に広がることがないからです。

エアコンは、室内機から室外機の一方通行なんです。
室外機は、室内機と熱のやり取りをしているだけで、”空気のやり取り”はしていません。
室内に汚れた空気が行くわけではないんですね。

エアコン室外機の役割とは

エアコン室内機は、室内の空気を吸って、吹き出し口から出しています。
そして、室外機の冷媒ガスが、室内の熱を室外機に運び、熱を室外に放出します。

エアコン室外機が汚れると、どんなデメリットがあるの？

エアコンの室外機が汚れると、熱の排出効率が悪くなります。

電気代が高騰しているときが、室外機もクリーニングするひとつの目安です。

室外機をキレイに保つことで、エアコンの故障を防ぐことに役立ちます。

エアコンクリーニング業者に、室外機もセットで頼むときの判断基準は？

エアコン本体（室内機）と違い、室外機はそれほど汚れるものではありません。

そもそも、外に置かれることが前提で作られているので、多少の汚れは問題ないんです。

目安としては、室内機を掃除する5回に１回くらい、室外機もセットでお願いすれば十分だと思います。
また、ご自分で定期的に、室外機を掃除できるなら、基本的に業者に頼む必要はないかと思います。

エアコンクリーニングは、室外機は自分でできる？

エアコンの室外機は、自分で掃除できます。

自分でできる室外機のエアコンクリーニングは、下のような手順です。

5番の【室外機を分解して、内部の落ち葉や泥、砂などを取る】は、ハードルが高いですが、内部の落ち葉や泥、砂などが入っていたからと言って、熱交換器の効率が悪くなるわけではありません。

プロペラなどに落ち葉などが接触していたら、業者に掃除をしてもらうといいですが、それ以外は、さほど神経質になることはありません。

自分でエアコンの室外機をクリーニングするときは、無理せずに、ほうきや雑巾などで、軽くホコリやゴミを取り払うくらいの気持ちでいるといいかと思います。

室外機の掃除におすすめの時期は、冷房を使い始める6月と、暖房を使い始める11月。

6月に、エアコンクリーニングをする人は多いので、汚れ具合を見て、判断しましょう。

※エアコンクリーニングのおすすめの時期は、下記の記事に書いていますので、参考にしてください。

エアコンクリーニングおすすめ時期は？【プロお掃除業者監修】

室外機のエアコンクリーニング料金まとめ

写真はおそうじ本舗の公式サイトより引用。

実際に、エアコンクリーニングとセットで室外機を掃除したときの料金表です。
大手業者の、おそうじ本舗、ダスキン、カジタクを比較してまとめてみました。

大手業者の室外機クリーニングを比較すると、一番安いのは、おそうじ本舗。 

おそうじ本舗エアコンクリーニング！中の人が口コミ！同業者が暴露

ただ、安いといっても5,000円。

分解洗浄しなければいけないほど汚れていなければ、無理にエアコンクリーニングとセットで依頼する理由はありません。

大手以外の格安業者になると、セットで注文を受けないと赤字になってしまう料金設定のところもあります。
安い業者ほど、無理に勧誘してくるかもしれませんが、室内機とセットで必ずしもクリーニングする必要はないと思っていたほうが賢明です。