エアコン火災に要注意!
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整理収納アドバイザー『くりん』
毎年、エアコンを使い始める6月あたりから、製品事故が増えています。
まさかエアコン掃除をして発火するなんて、想像もしてないですよね。。
「NITE(ナイト) 独立行政法人製品評価技術基盤機構」の通知をみると、
平成22年度~平成26年度の5年間で323件のエアコン火災が発生しています。
発火した理由はさまざまですが、メーカーの製造工程などで問題があったのは全体の25,1%。
多くは、ユーザーの使い方に問題があった、原因不明、調査中などの結果です。
・エアコンクリーニングの洗浄液が、電気部品、ファンモーターなどに付着した
・延長コードを使ってエアコンを使用していた
・エアコンの電源コードを、途中で別のコードと「ねじり接続」し ていた
・害虫が室外機から侵入して基盤に触れた
・長期使用による製品の劣化など
自分でエアコンクリーニングしてる人や、
素人に毛が生えたような格安業者に頼んでしまってる人は、
製品事故に合わないようにしたいですよね。
エアコン火災で亡くなった人や、重症になった人も出てきてるので、
家族を守るために、率先して、エアコン火災になる原因を排除していきましょう。
以下、整理収納アドバイザーの私『くりん』が、自宅でできる、エアコンで火事を起こさない取り組みについてお伝えします。
エアコン洗浄液は、絶対に、基盤にふれさせないで!
上の動画を見てください。
洗浄液をスプレーした結果、エアコン火災に発展する事例です。
洗浄スプレーの使い方を誤れば、大変なことになるので、絶対に、電源配線、電源基板、ファンモーターに、洗浄液を付着させないでください。
付着してしまうと、弱い電気が流れて、発熱してトラッキング現象が起き、火事にまで発展する仕組みです。
電化製品に詳しくない女性や、
自分でエアコン掃除をする自信のない方は、
プロのエアコンクリーニング業者に任せましょう。
『市販のエアコン洗浄スプレーを使って掃除したら、エアコンが動かなくなった・・」という本末転倒にならないようにしましょうね。
自分でエアコンクリーニングする方は、洗浄剤の取扱説明書に必ず従ってください。
エアコンを延長コードでつなげてるのはNG
エアコンを、延長コードを使ってコンセントにつなげていませんか?
業者にエアコン設置をお願いしていれば、直接コンセントにつながっているはずですが、
自分でエアコンを取り付けた方は、延長コードでつないでいないか、今すぐ確認してください。
延長コードを使うと、エアコンの定格消費電力を超えてしまって、発火する可能性が高まります。
また、電源コードが曲がっていたり、断裂していたり、ねじり接続しているものを使うのも危険ですよ。
外注がエアコン内部に侵入して、火災に発展することも!
ゴキブリやクモやムカデなどの害虫が原因で、エアコンが火災になることもあるんだとか!
エアコン内部に害虫が侵入して、電源基盤に触れたり、コードをかじったりすることで、発火してしまいます。
室外機の周辺に害虫が集まらないように、段ボールをおいたりしないで、ごみや雑草があったら、捨てるようにしましょう。
整理収納アドバイザー『くりん』
すき間があれば、ホームセンターなどで、すき間を埋めるパテを買ってきて埋めましょうね。
10年以上使用している古いエアコンの発火事故が増えています
NHKの番組で、10年以上使用しているエアコンの発火事故が相次いでいると発表しています。
そのうち、30件中20件が、火災事故にまで発展。
エアコン火災って、あまく見てると怖いですね・・。
古いエアコンでも、定期的にエアコンクリーニングしていれば、15~20年は使い続けられます。
でも、長年掃除してないと、ホコリや害虫が、エアコン内部に溜まり、発火事故のきっかけになっても不思議ではありません。
エアコンクリーニングの頻度も、エアコンの火災と関係してるんですね。
エアコンクリーニングの掃除頻度は何年ごとがベスト?【プロ業者監修】エアコンは、頻繁に掃除して、正しく使っていきましょう。
リコール情報もチェックしましょう
冒頭に書きましたが、メーカーによる問題で、エアコンが発火する事故も、25,1%発生しています。
ご家庭で使っているエアコンが、リコールの対象になっていないか、以下のリンクから確認できます。
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)のリコール情報
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/recall_new/index4.html
整理収納アドバイザー『くりん』
エアコン火災は、他人事と考えず、自分事として、対処しましょう!